Employee introduction

社員紹介

キャリアコーディネーター
小森 大世
スタッフさんが就業後も納得して働き続けられるかどうかを第一に考えています。これだと思えるお仕事に出会えたときは、そっと背中を押せる存在でありたいです。
キャリアコーディネーターとして心がけていること
当たり前のことですが、「スタッフさんは一人ひとり違う」という意識は常に持っています。私たちは日々さまざまな方と面談しますが、同じ人は一人としていません。だからこそ、まずはその方の人となりや想いを知ることが、サポートの出発点。緊張されていたり、初対面で話すことに不安を感じる方も多いと思うので、相手のペースや空気感を大切にしながらお話を伺うよう心がけています。
この根底にあるのは、「誰にでも同じ対応をしていたら、誰からも信頼は得られない」という、私が大事にしている考え方です。極端な話、それならロボットでもできること。仕事探しに”人”が介在する意味を感じていただけるよう、一人ひとりの本当の想いや価値観に寄り添ったご提案をしていきたいと思っています。
印象に残っているエピソードについて
キャリアコーディネーターとして駆け出しの頃、エンタメ系の有名企業で長く活躍されてきた方をサポートさせていただきました。
その方は入籍を控え、家庭を大切にしたいという想いから転職を決意。これまでの経験に近いお仕事をご希望でした。面談で詳細を伺い、いくつか求人をご紹介したところ、特に業務内容に魅力を感じていただいた求人で順調に選考が進みました。
ところが、就業を決める段階で、時給が前職より下がることに不安を感じ、迷っていらっしゃるご様子。当初は給与にこだわらないとのことでしたが、いざ決断となると、これまで積み重ねてきたキャリアとの間で葛藤されていたのです。そこで改めて「今回の転職で本当に叶えたいこと」を一緒に整理し、家庭を優先したい気持ちを再確認。その想いと豊富な経験を活かせる環境の両立を考え、社内で調整を行い、納得のいく形で就業が決まりました。
振り返れば、この方はちょうどライフスタイルの転換期にあり、働き方とキャリアのバランスを見直す節目の時期でした。そのことに面談時に気づききれなかったのは、私にとって大きな反省点です。条件や経歴だけで判断せず、まだ言葉になっていない想いや背景に寄り添ったご提案をすること。それこそがキャリアコーディネーターとしての本質的な役割であると強く実感し、私のスタンスの原点にもなった、忘れられない経験です。
転職を考えている人へのメッセージ
転職活動をしていると、”仕事探しの軸”に迷うこともあるかと思います。そんなときはぜひ、私たちと一緒に考えましょう。今やりたいことや大切にしたいことを深掘りしながら、これからのキャリアプランを整理していく中で、あなたにとっての軸が見えてくるはずです。目先の仕事だけでなく、数年後に振り返って「あのときこうしてよかった」と思えるような選択ができるよう、サポートいたします!