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諦めないで!開発エンジニアが週3日・時短勤務で ワークライフバランスを確保する3つの手段

諦めないで!開発エンジニアが週3日・時短勤務で ワークライフバランスを確保する3つの手段

もし、今エンジニアとして活躍しているあなたが育児や介護などのやむを得ない事情でフルタイム勤務ができなくなったら・・・?
違う職種のアルバイトやパートで仕事を探すのも一つの方法ですが、開発エンジニアとしてのキャリアが評価されない分、時給が低くなる上に、働く時間も短くなるので収入面に大きな打撃が!
今回は、週3日や週4日、時短での勤務が可能な開発エンジニアのお仕事の探し方をご紹介します。

1. フリーランスとして自宅で働く

人脈が豊富で、営業活動も苦にならないタイプのエンジニアなら、フリーとして活躍するのも手。顧客企業と期日と成果物を定めた委託契約を結べば、基本的に作業の場所や過程を問われることはありません。納期さえ守れば、いつどこで作業をしても問題ありません。会社勤めでは難しい、平日に銀行や役所、病院などに行くこともできますし、通勤ラッシュの電車に乗る必要もありません!作業効率を高める工夫をすれば、拘束時間をさらに短縮することも可能です。ただし、作業環境は自分で用意する必要がありますので、そのための投資は必要になります。
また、やはり大変なのが「自分で仕事を取らなければいけない」点。収入が途切れないよう、現在の作業と並行して営業活動を行い、次の契約を結ぶ必要があります。もちろん、価格交渉を自分するのも自分です。最近ではフリーのエンジニアと企業をマッチングするサービスも複数ありますので、そのようなエージェントを介して仕事を紹介してもらうことで、営業の手間を軽減する方法もあります。
社会保険料を全額自分で支払う必要がある、有給休暇がないので体調管理が重要など、自由度の高さの分、求められる責任も大きくなる働き方です。
そして、忘れてはいけないのが確定申告。2〜3月の確定申告の時期に余裕を持って作業ができるよう、あらかじめスケジュールを確保しておく計画性が求められます。

2. フリーランスとして常駐で働く

フリーランスのエンジニアというと「自宅で作業」や「スタバでMacを開いて作業」というイメージが強いですが、顧客企業への常駐で働くことも可能です。作業場所・時間が決まっているので自由度は低いものの、生活リズムが作りやすく、自分でPCなどの作業環境を準備する必要がない分、コストも抑えられます。同じ現場で働くエンジニアと交流を持つことで孤独を感じることも少なくなるでしょう。
有給休暇がないのは自宅で働く場合と同じです。常駐型の場合、特に周囲との連携が必要になり、自分だけのペースで作業ができないので、簡単に休むことができません。突発的な体調不良や家庭の事情での休みに対応しづらいのがデメリットです。

3. 派遣で働く

派遣会社と雇用契約を結んで働く方法もあります。派遣会社が間に入る分、フリーランスよりも給与水準は下がりますが、顧客企業との給与や待遇の交渉は派遣会社に任せることができます。「自分はちょっと押しが弱いから不安だなあ・・・」という人にはおすすめ! 確定申告を派遣会社で行ってもらうことができる、一定の条件をクリアすれば社会保険に加入できる、有給休暇がある、派遣会社で用意している福利厚生制度が利用できる・・・など、他にも色々なメリットが。
派遣会社の求人にフルタイムの記載があっても、派遣会社が企業と交渉して週3日・週4日勤務や時短での働き方でOKになる場合もあります。興味のあるお仕事を見つけたら、最初から諦めず、まずは派遣会社に問い合わせてみましょう。

まとめ

先日、米アマゾンが、試験的に全員週30時間勤務のエンジニアチームを作ろうとしているとの報道が話題に(※)。ハードワークな開発現場の様子が伝えられていたアマゾンの試みは、世間に驚きを持って受け止められました。ワークライフバランスを重視する人が多くなったことで、優秀なエンジニアを雇用するためには企業側にも働きやすい風土作りの取り組みが求められているということでしょう。週3日・時短勤務などフルタイム以外での仕事を希望するエンジニアにとってはチャンスが増える傾向といえます。 スキルアップの努力を怠らず、『週3・時短でもいい!うちで働いて欲しい!」と言ってもらえるエンジニアを目指しましょう!

※参考:『ワシントン・ポスト』2016年8月26日
https://www.washingtonpost.com/news/the-switch/wp/2016/08/26/amazon-is-piloting-teams-with-a-30-hour-work-week/

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