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いま学ぶならどれ!?派遣エンジニアの時給でわかる、稼げる言語ベスト5
あなたが今習得している言語スキルは、果たしてどの程度「稼げる」のでしょうか? 「type IT派遣」サイト上に募集のある求人から、言語毎の給与水準と件数(※)で「稼げる」言語ベスト5をランキングしてみました!
※2016年10月25日時点でのシステム開発系求人159件のうち、設計~開発フェーズに関わる案件を抜粋し、必須の応募条件に記載のある言語と最低時給を集計。件数と時給のランキング順位の数値を掛け合わせて算出
それではさっそくランキングを見ていきましょう。
5位:Python
※必須の応募条件への登場11件、平均下限時給2550円
Pythonは元々海外での人気が高い言語ですが、日本でも需要が高まりつつあります。数学系のライブラリが充実しており、話題の機械学習との相性が良いのが特徴です。 文法が必要最小限に抑えられており、学習コストも低いため、他の言語を習得したエンジニアがさらにスキルの幅を広げるために習得する言語としても最適です。
4 位:JavaScript
※必須の応募条件への登場12件、平均下限時給2568円
JavaScriptは、フロント開発で重宝される言語です。ユーザーフレンドリーなWebサービスを開発するためには欠かせない言語ですが、JavaScriptだけで完結する開発案件は少なく、JavaScriptのみの知識でOKとされるケースはあまり多くありません。サーバサイドの知識・経験を身に付けると、より現場で重宝されるエンジニアになれるでしょう。
3位:Java
※必須の応募条件への登場34件、平均下限時給2559円
Javaは、処理速度が速いため、業務系システム開発で利用されることが多い言語です。近年はOSに依存しない汎用性の高さから、Androidアプリの開発にも利用されており、息の長い需要がある言語といえるでしょう。
記述する分量が多く、学習コストは高めですが、学校等で入門言語として学ぶ機会が多いため習得者も多く、プログラミングのスキルだけでは時給はあまり上がりません。業務系システム開発の場合は要件定義や設計など、上流工程を担当できるようになると時給がアップする傾向があります。
1位:PHP
※必須の応募条件への登場41件、平均下限時給2468円
PHP は、Webアプリケーションに特化したプログラミング言語。PHPを使用した開発の募集はもちろん、まだまだ実務経験者が少ないRubyやPython、Scalaといった言語での開発を行う場合も、同じスクリプト言語であり比較的移行のしやすいPHP経験があればOKとしている求人が多く見られます。そのため、今後Ruby、Python、Scalaの実務経験者が増えてくれば、PHPの需要が落ち着いてくる可能性もあります。PHPは習得が比較的容易なため、経験を持つエンジニアも多く、時給は少々抑え目となっています。
同率1位:Ruby
※必須の応募条件への登場28件、平均下限時給2598円
同じく1位のRubyは、Webサービスにとどまらず、業務システムの開発に活用するケースも増えてきています。スピーディーな開発が可能であり、それぞれの企業の業務に合わせた柔軟なカスタマイズにも向いている言語ですので、今後も勢いが期待できそうです。 前述の通り実務経験者が少ないため、時給を引き上げてでもRubyエンジニアを確保したい企業が多いようです。
まとめ
以上、案件数と時給から、市場価値の高い言語をランキングでご紹介しました。 現在案件数が少なくても、これから活用が広まる兆しのある言語は、習得者が少ない今のうちに学習を進めておくのがお勧めです。 実務経験者の少ない言語での開発の場合、移行しやすい他の言語を必須スキルとして、実際の開発現場の中で習得していくことが可能な案件も多くあります。スクールや自習より、こうした案件をうまく利用して、実践を通して学習する方が理解が速く進む場合も。また、同時に実務経験を獲得できるのもメリット。新たな言語を身に付ければ、次の案件で給与をアップさせることも可能です。 次のお仕事は、現在のスキルだけでなく、今後身に付けたいスキルも念頭に置いて探してみてはいかがでしょうか。
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