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仕事とプライベートを両立させる方法は?ワークライフバランスの考え方も解説
目次
- 充実したプライベートは仕事に好影響をもたらす!
- 仕事中の集中力が上がる
- 人生のモチベーションが上がる
- 心身の健康維持につながる
- 人間関係が良くなる
- 仕事とプライベートを切り替える方法6選
- 1.短期・中期・長期の目標を設定する
- 2.身の回りの整理整頓を意識する
- 3.オン・オフで服装を変える
- 4.プライベートでもタイムマネジメントを癖付ける
- 5.仕事以外の時間は息抜き・趣味を楽しむ
- 6.自分だけの切り替えるスイッチを決める
- 仕事モードに切り替えられないときは?
- 日光を浴びる
- 飲み物を飲む
- 朝食を摂る
- 家事は就業前に行う
- プライベートを充実させるためには?
- 自宅で仕事しない・連絡を返さない
- プライベートの予定を先に入れる
- ノー残業デーを決める
- 仕事を断る・人に頼る
- 自身に適したワークライフバランスの考え方・生活の変え方
- 人生における優先順位を決める
- やりたいこと・やりたくないことを選別する
- 現職でできる働き方改革に取り組む
- 必要に応じて転職を検討する
充実したプライベートは仕事に好影響をもたらす!
「最近、仕事の調子が上がらない…」と感じたら、もしかすると原因は仕事ではなく”プライベート”にあるかもしれません!仕事が順調だと感じている人の多くは、私生活も充実している傾向にあります。“ワークライフバランス”という言葉があるように、仕事とプライベートには人生において切っても切り離せないバランス関係があることは間違いないでしょう。ここでは充実したプライベートが仕事にもたらす好影響について、具体例を挙げて説明していきます。
仕事中の集中力が上がる
プライベートの時間が充実すると、日頃のストレスが軽減され頭がスッキリしてきます。仕事に対しても高い集中力をもって臨め、プライベートとのメリハリがつけられるようにもなるでしょう。たとえば趣味の時間を大切にしたい人であれば、仕事は仕事と割り切ることで、好きな時間に没頭できる時間を増やすことができます。プライベートの充実が仕事の効率をあげ、さらにプライベートの充実度が上がる、というような好循環が生まれることも期待できるでしょう。
人生のモチベーションが上がる
プライベートの時間をしっかりと確保することで、目の前の仕事ばかりでなく、今後の人生についても考える時間を作ることができます。今の仕事をいつまで続けるのか?将来のビジョンは?など、重要なことを考えるには精神的にも消耗するので、仕事に忙殺される日常では気持ちの余裕も失われいってしまいます。将来へのビジョンが明確になることはモチベーションの向上にもつながり、意識改革のきっかけにもなるかもしれません。
心身の健康維持につながる
ストレスの溜めすぎは心身の健康に被害を及ぼします。日々の仕事に追われ、オフの時間も仕事のことを考える毎日を送っていれば、ストレスはどんどん積み重なっていくでしょう。プライベートを充実させ、オフの時間をしっかり切り替えることで、過剰なストレスの溜めこみ過ぎを抑え、結果として心身の健康維持に繋がります。
人間関係が良くなる
プライベートを充実させると、職場の人間関係が良くなることも期待できます。職種によっては取引先、クライアントなど社外の人間と関わらなくても済む立場の人もいますが、社内の人間との関りをゼロにすることはほとんど不可能でしょう。プライベートでの暗い気持ちを引きずったまま周りの人と接してしまうと、上手くコミュニケーションが図れず、仕事も上手くいかなくなる……といった悪循環に陥ってしまうことも珍しくありません。
プライベートの時間を充実させることができれば、気持ちに余裕が生まれ、より前向きに社内の人とコミュニケーションを取れるようになるでしょう。
仕事とプライベートを切り替える方法6選
プライベートを充実させるには、仕事とプライベートのメリハリをつけ、上手く切り替えられるかどうかが重要です。切り替えを上手く行うためのおすすめの方法について、以下で解説していきます。
1.短期・中期・長期の目標を設定する
仕事に集中するためには、目標を設定して取り組むことが大切です。最終的には毎日の短期目標まで落とし込めることが理想なので、まずは長期目標を設定し、そこから逆算して短期目標を設定していきます。業務の目的を明確にすることで意識を仕事モードに切り替えられ、目標達成という成功体験の蓄積の習慣化は、仕事へのモチベーションアップにもつながります。
2.身の回りの整理整頓を意識する
生活する空間が乱れていると、それだけで疲労感が増したり、必要なものを探す無駄な時間などが発生します。また日常生活で目に入るものがごちゃごちゃしていると、思考も整理されず私生活や仕事にもメリハリがなくなってしまうでしょう。仕事を行うデスクの上はもちろん、日ごろの持ち物整理から自宅の部屋まで、思考がクリアになるような環境を整えておいてあげることが、切り替えを行う上での重要なポイントになるでしょう。
3.オン・オフで服装を変える
仕事とプライベートを分けるため、就業中とそれ以外で服装を変えることも効果的です。仕事着からリラックスできる普段着に着替えたり、仕事ではできないお洒落服を身にまとうことで、内面のオン・オフも切り替えられます。特に仕事着がスーツや制服などかっちりしている人は、仕事での緊張をほぐすため、より身軽な格好に着替えるとより効果が生まれるでしょう。
4.プライベートでもタイムマネジメントを癖付ける
日々の時間を「何の作業に対して使うか」を管理する癖をつけておくと、仕事とプライベートの切り替えるが自然と行えるようになります。時間管理に取り組むにはまず、勤務時間とプライベートの時間を区別することが大切です。終業時間を意識していない状態で仕事に取り組むと集中力が維持できず、ダラダラと残業することにもつながります。逆にプライベートでの時間管理ができていると、その時間通りに動けるよう、業務を効率よくこなせるようにもなるでしょう。
5.仕事以外の時間は息抜き・趣味を楽しむ
好きな映画やドラマを見たり、サウナにいく、趣味のスポーツを楽しむ、リラックスできる音楽を流してみたりと、業務以外の時間は息抜きや趣味に没頭しましょう。自分だけのリラックス空間を作ったり、趣味でリフレッシュできると、仕事でのプレッシャーやストレスから開放され、翌日の仕事にも新たな気持ちで向かうことができます。
6.自分だけの切り替えるスイッチを決める
仕事とプライベートを切り替えるための、自分だけの”スイッチ”を決めておくのも有効な手段です。例えば、社用携帯の電源を切る、制服を着替える、など自分の気持ちを切り替える合図になる行為であれば、特別なことでなくても大丈夫。最初は意識しないと難しいかもしれませんが、習慣化してしまえばこの行為をするだけで、勝手に気持ちの切り替えができるようになるでしょう。
仕事モードに切り替えられないときは?
特に朝は仕事モードに切り替えられない、、なんて人も多いのではないでしょうか。色々試したけど、やっぱり切り替えが苦手!そんな方に向けて、仕事モードへ切り替えるコツをいくつかご紹介します。
日光を浴びる
日光には体を目覚めさせる効果があり、日を浴びることで脳も目覚めさせることができます。まず朝一で日を浴びることも大切ですし、日中でも切り替えができない場合は窓を開けたり外に出たりして、日光を浴びるとすっきりし、リフレッシュした気分で仕事に臨めるでしょう。
飲み物を飲む
就寝中に水分が失われる関係で、朝起きたとき体内に嫌な乾きを感じたことはありませんか?起床後は、コップ1杯の水で十分なので、水分を補給しましょう。また水分をとって体に循環させることで、代謝があがり血行も良くなります。その結果、脳もすっきりし、活き活きした状態で仕事に臨むことができます。
朝食を摂る
起床時に仕事モードになれない人におすすめしたいのは、どんなに忙しい朝でも朝食はできる限り摂るということです。朝食をとることで体にエネルギーがみなぎり、やる気を持った状態で出社できます。朝食を用意する余裕がない場合でも、果物やスムージーなど、簡単なもので構わないので、何かしらの栄養を補いましょう。
家事は就業前に行う
掃除や洗濯などの家事は、朝の家を出る前に済ませておくことをおすすめします。就業後帰宅したときに部屋の中が散らかっていると、それだけで疲労感が増し、ストレスの原因になってしまいます。朝のうちに、朝が苦手という場合は最悪でも就寝前に、ある程度部屋をきれいに整理しておくことで、1日を気持ちよく過ごすことができるでしょう。
プライベートを充実させるためには?
気づけば仕事ばかりの毎日で、心身が休まらない人向け位に、プライベートを充実させるコツをご紹介します。
自宅で仕事しない・連絡を返さない
職場で終わらなかった仕事を自宅に持ち帰る行為は、オン・オフの切り替えを妨げます。自宅に帰ってからも仕事をすると、心身が疲れてモチベーションや集中力が下がることが多くあります。仕事を持ち帰らないために、1日で行う業務量は無理のない範囲に設定し、生産性を高めることが大切です。また、帰宅後・休日は仕事で使用するメール・チャットの通知を切るか社用携帯の電源を切っておくと、仕事とプライベートを切り離して過ごせます。
プライベートの予定を先に入れる
仕事の予定よりも先に、少し先までプライベートの予定をスケジュールに入れておきましょう。「仕事がないときに…」という風に仕事のみを優先させていると、プライベートの時間をとることが難しくなります。また多くの場合、仕事は作り出そうと思えば自分でいくらでも増やすことができるので、仕事を優先していると必然的にプライベートより仕事の時間が多くなっていきます。まずはプライベートの予定を組み、その後に仕事の予定をスケジューリングしてみましょう。
ノー残業デーを決める
残業しない日「ノー残業デー」を決めておくのも良いでしょう。業務時間に終わりを決めて残業できない設定にすると、仕事の優先順位や生産性を必ず意識するようになります。本当にその日のうちにやらなければいけないことは何なのか、それを定時までに完了するにはどうすればいいのか、そういった思考方法を身に着けられるとスキルアップにもつながります。
仕事を断る・人に頼る
仕事とプライベートの切り替えが難しくなるほどの業務を抱えている方は、責任感が強い方が多いです。そのため、キャパを超えた無理な仕事を引き受けてしまったり、自分だけで背負い込んでしまったりする傾向があります。
その状態が続くと心身ともに追い込まれ、限界に達した時に体調を崩したり精神的にまいってしまうこともあるでしょう。あまりに多い仕事は断る勇気を持ち、断ることが難しい場合でも、同僚・上司に協力してもらうなど、自分の負担を軽減する努力が大切です。
自身に適したワークライフバランスの考え方・生活の変え方
「ワークライフバランス」は「仕事と生活の調和」と訳されます。一人ひとりがやりがいを持ちながら仕事の責任を果たすと同時に、個人の時間を持ちながら、健康で豊かな生活ができる状態のことを指します。この状態の適正なバランスは人によって異なるため、プライベートの時間と仕事の時間をそれぞれ何時間ずつ確保するべき、と一概には言えません。なかには、仕事とプライベートを切り分けなくてもライフワークバランスを保てるタイプがいることも事実です。
仕事とプライベートの割合をどのように判断するべきか、その方法について以下で触れていきます。
人生における優先順位を決める
ワークライフバランスを見直すときにまず大切なのは、具体的にどんな人生を送りたいか、どんな日々を送りたいかをイメージし、その実現のために一番大切にするこは何か?を決めることです。例えば、生活の中で「趣味の時間」が一番大切だと思ったとき、趣味のために残業ゼロの仕事にしても、収入が減って趣味に使うお金が足りなくなってしまえば人生が充実しているとは言えません。趣味を満喫するためには、時間や収入がどの程度必要か、趣味を中心に必要なことをまとめて優先順位をつける必要があります。生活の中で、人生の中で、もっとも大切なことから働き方や働く条件を決めていくことがポイントです。
やりたいこと・やりたくないことを選別する
自分がやりたいことと、やりたくないことを、しっかり判断して整理しておくこともライフワークバランスを考える上では重要です。生きてく上では、義務としてやらなくてはいけないこともたくさんあります。しかし、ちゃんと考えて選別すればやらなくていいことを、本人もやりたくないのに何となく続けてしまっている、なんてケースも珍しくありません。
あえて「やりたいこと」が見つからない場合でも「やりたくないこと」を考えることは大切です。仕事においては、残業が多いことや通勤時間が長いなど「避けたい環境」を考えると分かりやすいかもしれません。「やりたくないこと」を避けられれば人生の充実度も上がり、自分が大切にしたいものが見えてきます。
現職でできる働き方改革に取り組む
ワーク・ライフ・バランスを実現するために、まずは現職で働き方を変えられるところはないか考えてみます。『仕事の効率を上げるための工夫をして、仕事量を減らさずに捻出した時間をプライベートに充てる』『勤務形態を見直し、場合によっては上司や人事に相談してみる』『(会社が採り入れているかもよるが)テレワークやサテライトオフィスを活用して働く場所を変えてみる』など、現職でも工夫次第でできることはあります。通勤時間がなくなる、業務時間が短くなる、というようなことが実現すると、プライベートもより充実したものにできるでしょう。
必要に応じて転職を検討する
現状の仕事と生活では理想のライフワークバランスが実現できないと判断した場合は、それが叶えられる仕事に思い切って転職してしまうのも一つの方法です。残業が少ない、休みが取りやすい・有給消化率が高い、ある程度の収入がある、というような特徴に当てはまっていれば、比較的プライベートを優先しやすい仕事と言えるでしょう。
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