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転職してからじゃ遅い!? 社内SEの求人で必ずチェックしたい仕事の中身

転職してからじゃ遅い!? 社内SEの求人で必ずチェックしたい仕事の中身

SIerで働くエンジニアにとって、「社内SE」は目標とする職種の一つではないでしょうか?確かに、客先常駐ではなく自社で働ける、納期に追われない・・・など、社内SEとして働くことには多くのメリットがあります。
でも実際、SIerから社内SEに転職してみたところ「こんなはずじゃなかった!」と感じるエンジニアも少なくないようで・・・。
同じ「社内SE」として掲載されている求人も、仕事の中身は様々。今回は、社内SEの主な仕事内容をお伝えします!

1. ヘルプデスク業務

ヘルプデスク業務には、PC・ネットワーク、社内で利用しているソフトウェアなどのトラブル対応のほか、社員の入社時などのPC手配からキッティング、PCやモニターなど周辺機器の管理などが含まれます。
大企業の場合、社内SEが複数いて分担していたり、社内SEとは別にヘルプデスク業務の担当者を置いている場合もありますが、少人数の企業の場合、全部一人で担当することも。仕事の7割がヘルプデスク業務だった・・・なんて可能性もなくはありません。 ヘルプデスク業務には、社員から呼び出しがかかる度に作業が中断されたり、「PCの電源が入らない!」と呼び出されたらコンセントが抜けているだけだった、など気抜けするような問い合わせもあり、イライラするという人もいるようで・・・。Q&Aサイトにも、社内SEのボヤキが投稿されていたりしますので、気になる人はチェックしてみるのもアリでしょう。その反面、一般社員はエンジニアと比べてPCリテラシーが高くない人が多いので、ちょっとした問題を解決しただけで感謝されやすい業務でもあります。

また、もしあなたにヘルプデスクの経験しかない場合でも、この業務をメインで行う社内SEの場合には転職のチャンスが!職種名が「社内SE」だったとしても、諦めずに応募資格をチェックしてみてください。まずはヘルプデスクから始め、スキルの幅を広げて社内SEを目指すことも可能ですよ!

2. 社内の基幹システム開発・運用

社内で利用する経理システムなどの導入や運用が、「社内SE」としてイメージされる代表的な業務ではないでしょうか。 新規の場合、導入するシステムの企画や外注を行うパートナー企業の選定を行い、実際の導入の際には外注先企業を管理します。導入済みのシステムに関しては、必要に応じてアップデートの対応や機能の改善を実施します。

社員数が多ければ、システムの規模が大きく、利用するシステムの種類も多くなります。企業規模で導入の難易度が変わりますので、募集する企業の会社概要などで確認しておきましょう。
担当する業務も会社によって様々です。外注ベンダーのコントロールのみの場合もあれば、自分で設計や構築を行う場合もありますので、進捗や予算管理を中心としたマネジメントスキルを伸ばしたいのか、技術の
向上を目指したいのかをよく考えた上で選びたいものです。

社内SEは残業時間が少ないイメージがありますが、新規に大規模なシステムを導入する場合などには時間外の業務も増えがち。求人があるということは、今後のシステム導入の可能性を見据えて増員している可能性も多いにあります。面接などで、これからのシステム計画についても聞けるとよいでしょう。

3. 自社メディアの開発・運用

自社でメディアを運営している企業で発生する業務です。自社メディアも、社内で企画のみ行い、開発は外注しているケースから、全て自社で開発しているケースまでありますので、どの程度自社で担っているのかを確認しましょう。

新規メディアの立ち上げや、大規模なサイトのリニューアルの計画などがある場合は、やはり忙しくなりますし、たとえ開発を外部に委託していたとしても、深夜や早朝のリリースなどに立ち会わなければならなくなることもあります。

でも、すぐに「忙しそう・・・」と倦厭しないで!自社メディアを持つ会社ならではのメリットは、新しい技術を身に付けるチャンスが多いこと。ポジションによっては使用する言語などの開発環境などを自分で選定していくことも可能です。技術力アップを目指すなら、自社メディアを持つ企業がお勧めです。

まとめ

社内SEへの転職に限らずではありますが、応募する求人を選ぶ際は、最優先する条件、できれば実現したい条件、譲ってもいい条件を決めておくことが大切です。 残業時間が少ないことが最優先なら、ヘルプデスク業務が多めの仕事が候補になるでしょうし、残業時間はSIerより少なければいい程度で、継続したスキルアップを望むなら自社メディア運営企業、マネジメントスキルを伸ばしたいなら社内システム開発中心の仕事・・・ということになるでしょう。

業務内容でわからないことは、面接時などにしっかりと確認をしましょう。面接での質問で面接官にマイナスなイメージを持たれないか心配な人もいるかもしれませんが、業務内容に興味を持っていること、キャリア構築のことをしっかり考えていることが伝わる質問ができれば、ポジティブな印象を残せます。
納得のいく転職活動をお祈りしています!

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