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仕事のやりがいを見つける方法とは?やりがいを見つけるポイントとあわせて感じない原因や対処方法も解説!
目次
- 仕事のやりがいとは
- 人によって感じるやりがいは異なる
- 仕事にやりがいが必要な理由
- 人がやりがいを感じやすい主なシーン
- 自分の能力を発揮できる時
- 自分が成長できる時
- 人の役に立てた時
- 世の中に影響を与えた時
- 仕事に見合う報酬があった時
- 仕事の成果を認められた時
- 仕事のやりがいを見つけるポイント
- 自分のやりがいが何か分析する
- 目標を立てる
- 今の仕事のやり方を見直す
- 目指したい人を見つける
- 楽しめるポイントを探す
- 仕事以外に目を向けてみる
- 部署を移動して環境を変えてみる
- 仕事にやりがいを感じない主な原因
- 現在の仕事に飽きている
- 仕事への評価に不満がある
- キャリアアップできる環境でない
- 目標や将来性に対するビジョンが不明瞭である
- 仕事にやりがいを感じない場合の対処方法
- 休日にしっかりとリフレッシュする
- 周囲の人に相談をする
- 転職を検討する
- まとめ
- ・転職を検討する
- ・周囲の人に相談する
- ・自分の時間を充実させて切り替える
仕事のやりがいとは
「やりがいのある仕事がしたい」と考える人は多いのではないでしょうか。仕事でのやりがいとは、充実感や達成感、成長実感など、働くことを通して充足感や手ごたえが得られる状態を指します。
こうしたやりがいは人生を豊かにし、働くモチベーションにもつながります。
人によって感じるやりがいは異なる
やりがいの感じ方は人それぞれのため具体的にどのような状態であればやりがいを感じられていると言えるのか、明確に説明するのは難しいものです。
同じ職場で働いている人同士であっても、何をやりがいとして捉えるかは異なります。顧客からの感謝の言葉でやりがいを感じる人もいますし、上司や周囲からの評価でやりがいを感じる人、頑張りに見合った報酬を得ることにやりがいを感じる人など、価値観によってやりがいの感じ方はさまざまです。誰かにとってはやりがいを得られる仕事だったとしても、それが自分にとっても同じとは限らないのです。
仕事にやりがいが必要な理由
「仕事にやりがいを感じられない」という人はもちろんいますし、働く上で必ずしもやりがいがなければいけない、ということはありません。
しかしながら、やりがいを感じながら働くことにはさまざまな効用があります。1日のうち8時間前後を仕事の時間に費やすわけですから、仕事で充足感や楽しさを感じられるかは日々の生活の満足度に大きく影響します。
また、やりがいのある仕事であれば意欲的に取り組むことができ、高いパフォーマンスにつながります。周囲からの評価が得られれば、結果的に収入にも反映されるでしょう。
同じ時間働くのであれば、できるだけ仕事にやりがいを見出したいものですね。
人がやりがいを感じやすい主なシーン
仕事においてどんなシーンでやりがいを感じられるかは人それぞれですが、多くの人がやりがいを感じやすい代表的なパターンはあります。今まで特に意識していなくても、改めて思い返すとやりがいを感じていた瞬間があるかもしれません。
自分の能力を発揮できる時
自分がこれまでに培ってきた経験やスキルを発揮して成果を残せた時は「この仕事を続けてきてよかった、努力が報われた」と思えるはずです。特に他の人には達成できないことを成し遂げられると、より強く自分の存在価値を感じることができるでしょう。こうした経験を重ねることで自己肯定感が高まり、さらにレベルの高い仕事にチャレンジするための自信につながっていきます。
自分が成長できる時
以前はできなかったことができるようになった、対応のスピードが上がった、任される仕事の範囲が広がったなど、自分の成長を感じられることもやりがいにつながります。他社から認めてもらえれば、より成長を実感できるでしょう。
あらかじめ自分で目標を設定していれば、その到達度で成長を測ることができます。細かくステップに分けて目標を立てておくことで、自分で成長実感を得やすくすることも可能です。
人の役に立てた時
誰かに必要とされる喜びは代えがたいもの。自分の仕事が顧客に喜んでもらえたり、同僚や上司の役に立てた時にやりがいを感じる人も多くいます。感謝の言葉をもらえれば、もっと貢献したいという気持ちが高まり、モチベーション向上につながっていきます。
世の中に影響を与えた時
例えば自分が開発に携わった商品・サービスがヒットするなど、多くの人の元に届けば、大きなやりがいを得ることができます。個人消費者向けの製品に関わる仕事や、マスコミ・広告などクリエイティブ系の仕事は、自分の仕事が世の中に影響を与えたと感じるチャンスが多くあります。
仕事に見合う報酬があった時
自分の努力の結果が報酬という形に表れると、数字が明確な分やりがいに直結します。その金額に値する評価をもらえたということですから、満足度は非常に高いはず。報酬は趣味や食事など、日頃仕事を頑張っている自分へのご褒美という形で使えばリフレッシュも叶います。
もし今勤務する会社で見合った報酬をもらえていないのであれば、より評価制度が充実している会社への転職を検討してみるのも一案です。
仕事の成果を認められた時
会社や上司に自分の仕事の成果を認めてもらえると、自分の仕事のやり方に自信が持て、やりがいを感じることができるでしょう。社内外で表彰されるなど、成果が周りにも知られる機会があればより高い満足度が得られるに違いありません。
仕事のやりがいを見つけるポイント
今の仕事にやりがいをあまり感じない場合、もしかするとやりがいに気付いていなかったり、忙しさに気を取られてやりがいを感じるタイミングを見逃してしまっているかもしれません。
まずは自分が楽しいと感じるポイントは何なのかを整理してみてください。その上で、今の環境のままでも自分次第でやりがいを得られるのか、それとも環境を変える必要があるのかを見極めていきましょう。
自分のやりがいが何か分析する
自分が嬉しい・楽しいと感じられるのはどんなケースか、高い満足度を得られるのはどんな時かを考えてみましょう。必ずしも仕事に関わることでなくても構いません。例えば人に感謝された時だったり、他の人にはできないことを自分ができた時だったり、新しいことにチャレンジできた時だったり……過去の経験を洗い出してみて、仕事のやりがいにつながりそうなものを見つけていきます。
目標を立てる
目標を持たず、ただ仕事をこなしているだけでは成長した実感が持ちづらく、達成感も得られません。小さな目標で構いませんので、目標を立ててみてください。達成できれば喜びを感じることができますし、成功体験を積み重ねていくことが自信にもつながります。
もし将来的になりたい自分像がある場合は、大きな目標からスモールステップにブレイクダウンして目標設定すると、一歩ずつ理想に近付いている実感を持つことができます。
今の仕事のやり方を見直す
やりがいを感じられない原因が、今の仕事のやり方にあることも。自信がなくてやりたい仕事にチャレンジする機会を見送ってしまったり、仕事の進め方に不満があってもそのままにしてしまっていたりはしないでしょうか。積極的に仕事を引き受けてみる、業務を新しい領域に広げてみる、同じ仕事でもより効率化できないかを考えてみたりするなど、仕事との向き合い方を変えてみてください。すると、今までには感じられなかった仕事の面白味や達成感を得られるかもしれません。
何事にもポジティブに取り組んでみましょう。
目指したい人を見つける
会社に自分が目指すお手本になる人、自分のキャリアの延長線上にいる人はいますか?身近に目標となる人を置くと、将来の自分をイメージしやすくなります。そのためにどのようなスキルや経験が必要になるのかも具体的に考えることができるようになるでしょう。年齢やスキルが上がるのに応じて、その時々でベンチマークする人を定期的に見直し、更新することも必要です。
楽しめるポイントを探す
「楽しい」とやりがいは違うものだと思うかもしれません。
しかし、楽しいと感じることができれば充足感を得ることもできますし、モチベーション向上にもつながります。楽しいと感じるポイントがあったら、なぜ楽しいと感じるのか、楽しいと感じることをやりがいにつなげられないかを考えてみましょう。
仕事以外に目を向けてみる
仕事でやりがいを見出すことが難しければ、一旦仕事以外のことに目を向けてみましょう。
プライベートを充実させるためなら頑張れるという人も多いはずです。例えば家族や友人と過ごす時間や趣味に使う時間をより良いものにするために、仕事を効率化して自由な時間を増やしたり、旅行に行くことなどを目的に収入を上げるように努力したり……と、プライベートを大切にすることで、結果的に仕事のモチベーションがアップすることがあります。
部署を移動して環境を変えてみる
それでも仕事にやりがいがないと感じるなら、いきなり転職を考えるのではなく、社内で部署異動する方法もあります。給与体系や福利厚生、社風などのミスマッチがない分、環境が変わっても転職と比較して早く馴染めるのが部署異動のメリットです。
まずは制度を調べてみましょう。社内で公募をしている場合は、興味のあるポジションの募集があるかを確認し、実際にその部署で仕事をしている人に話を聞いてみると異動後のイメージがつきやすいはずです。転職を検討するのは、社内異動の可能性を探ってからでも遅くありません。
仕事にやりがいを感じない主な原因
仕事にやりがいを感じられない時、どのような原因が感じられるのでしょうか。代表的な理由について知ることが、やりがいのなさの解消につながるかもしれません。
現在の仕事に飽きている
ルーティン化した業務を長く続けている場合、刺激がなく、成長している実感もないためやりがいを見つけにくくなる人もいるでしょう。同じ業務内容を繰り返せば、その業務についての習熟度や効率は上がっていきます。しかし、より高度な内容にチャレンジしたり、スキルの幅を広げたりする機会がないため、スキルアップ志向の人にとっては物足りなくなってしまいます。
仕事への評価に不満がある
自分の頑張りが正当に評価されていないと感じると、仕事へのモチベーションが低下してしまいます。
しっかりと成果を出しているのに評価や給与に反映されなければ、何のために働いているのだろうと不満を抱いたり、自分のやり方に問題があったのかもしれない……と自信を失くしてしまいかねません。
上司に評価の理由を確認しても納得できる回答が得られない場合は、会社の評価制度自体が自分に合っていない可能性もあります。評価制度が明確な会社への転職を検討することも、選択肢の一つになるでしょう。
キャリアアップできる環境でない
会社の年齢構成上、既にポジションが埋まってしまっていて出世が望めないなど、キャリアアップの見通しが立たない環境では、仕事に前向きに取り組むことが難しいでしょう。また、ポジションに空きがあっても、その立場にいる人が自分の目指す姿とは合致しない場合はキャリアアップに対する意欲が低下する原因になり得ます。
目標や将来性に対するビジョンが不明瞭である
やりがいを感じられない、成長実感や仕事での手ごたえがないという場合は、目標を見失ってしまっているかもしれません。「〇〇のスキルを身につけて社内試験に合格する」「ライフステージが変わることを視野に入れて〇〇円まで貯蓄する」など、具体的な目標を設定してみると、仕事に取り組む意味が見えやすくなるでしょう。
長く仕事を続けていると、過去に設定していた目標を既に達成してしまい、実は新たな設定ができていなかったということが起こりがちです。定期的に目標への到達度を振り返り、内容や時期の見直しを行う習慣をつけましょう。その際は上司からアドバイスをもらうようにすれば、上司も日頃の指導の際に目標達成度を意識し、気にかけてくれるようになるはずです。
最短5分でコーディネーターに相談する仕事にやりがいを感じない場合の対処方法
仕事にやりがいを感じない場合、一人で考えすぎないことも大切です。息抜きをしたり、周囲にアドバイスを求めることで解決への道筋が見えることもあります。
休日にしっかりとリフレッシュする
責任が重い仕事をしていたり、スケジュールに余裕がない仕事に追われていると、ついつい休日にまで仕事のことを考えてしまうものです。仕事のことばかり考えていると、考えが行き詰まりますし、休息も取れません。どんなに忙しくても、休日は仕事のことを一切考えないと割り切って、しっかりリフレッシュすることは心にも体にも有効です。趣味などプライベートな活動から、意外な仕事のヒントが見つかることもあるかもしれません。
周囲の人に相談をする
自分ではやりがいを感じるポイントがわからない時は、第三者的な視点での意見をもらうのがおすすめです。職場の同僚や友人に「自分はどのような時に楽しそうに見えるか、イキイキしていると思うか」を聞いてみましょう。自分では気付いていなくても、周囲が感じているあなたの強みや得意分野があるかもしれません。
転職を検討する
今と同じ環境ではやりがいを得ることが難しいと思った時は、他の会社にも目を向けてみましょう。転職サイトで求人情報を探してみると、自分がどんな仕事に興味を持つのかの傾向がわかってくるはずです。
転職エージェントや人材派遣サービスを利用して、キャリアアドバイザーから意見をもらうのもよいでしょう。自分のスキル・キャリアを客観的に見た時に、どのような仕事に適性が高いのかがわかります。
まとめ
やりがいを感じられるかどうかは、仕事に前向きに取り組むために大切な要素です。もし今の仕事にやりがいを見いだせないのであれば、自分がどんな時に楽しいと感じるのか、仕事以外の場面を含めて振り返ってみてください。
目標を立てたり、プライベートを充実させることでやりがいが感じられるようになることもありますが、環境を変える必要に気付いた場合は、異動や転職を検討することになります。「type IT派遣」では、専属のキャリアコーディネーターがあなたのスキルを棚卸しをした上で、今後どのようなキャリアの可能性が広がっているかを一緒に考えていきます。
転職するか、今の会社にとどまった方がいいのか悩んでいる方も、ぜひお気軽にご相談ください。
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